■松嶽庭[本堂北庭]
様式:池泉観賞式(山畔利用式、曲水式池線) 本庭は、当寺開山が大永二年であることから、室町時代の作庭形式を根底とし、 その地割は名園旧秀隣寺庭園(室町時代・滋賀県)に代表されるような曲水式池泉 である。
左手から見た松嶽庭全景 青松院の豊富な湧水と近隣の敷島町亀沢からの安山岩を利用して作庭された本庭は、 室町式石組として中央に渦巻式石組を用い、伝統的な鶴亀島も構成している。 池泉の西方に滝を組み、その手前に亀島を配し、中央に青石による石橋を架け、 また東方の池泉にも滝を組み、東方池泉中央に鶴島が配されている。
1.西の滝 2.亀島 3.渦巻式石組と石橋 4.東の滝 5.鶴島
右手から見た松嶽庭全景 関連項目:吉河功氏(サイト外)、日本庭園研究会(サイト外) |