養生庵
　

縦詩歌人・バーティカルポエム
縦詩（バーティカル・ポエム）とは、イメージした言葉を構成している 文字を各行のはじめ置いて詩を書いていきます。好きな場所で 好きな時に自然の声を聞きながら感じたことを詩に表現するネイチャーゲームです。

さくら　2010年3月31日 10時00分　天運養生術初級資格者　ＴＹ様
（自宅の庭先にて）
さ・・・（さ）むさが和らぎ新芽たちが一斉に目を覚ます
く・・・（く）びを長くして待った春　心地よい風を感じた今日　庭先でピンとたつ土筆を見つけてふと思う
ら・・・（ら）くな道ばかりはきっと続かないよ　いつも胸に希望を持ってまっすぐ伸びてゆけ

【悟り】 庭先で春を感じ、太陽に少しでも近づこうと真っすぐ伸びた土筆を見つけたとき、 我が子がこの春、新しい生活を始めるにあたり、土筆のように素直に真っすぐ成長してもらいたいという親の思い


花ざかり　2010年3月27日 10時00分　縦詩歌人・宇郷尽
（甲府護国神社の境内にて、咲き誇る桜に思いをよせて）
は・・・（は）れやかな青空を背にして　香り豊かに咲き誇る
な・・・（な）き英霊の御霊のごとく　清らかにに潔くなお華やかに
ざ・・・（ざ）ざわめく日々に流されずに　いまの大事に心を向けて
か・・・（か）がやく志を　高く掲げて
り・・・（り）っする歩み　天をなぐさむる

【悟り】 今の繁栄は多くの犠牲の上に成り立っている、何の為の犠牲だったのか、成すべき道を見失ってならない。


香梅−こうばい−　2010年3月11日 9時30分　縦詩歌人・宇郷尽
（甲府市湯村・ちろりん村　近くの梅の木から強い香りが漂っていました。）
こ・・・（こ）うふくなひと時を満喫して良き時代の早き流れが過ぎてゆく
う・・・（う）つくしい花、そして華
ば・・・（は）るか未来へとつながる今
い・・・（い）かなる嵐おきるとも

【悟り】 この時代の平和を、未来までつなげて行くことは本当に価値ある事なんだと云う想い。


境目　2010年2月10日 12時　縦詩歌人・宇郷尽
（井の頭公園自然文化園水生館・魚と亀の境目を眺めながら）
さ・・・（さ）さやかな生活を護るのは確かな自然の環境であろう
か・・・（か）がやくお日様の光が水の中にも満遍なく届いていく
い・・・（い）のちの境界線、今、我々はその外へと飛び出そうとしている
め・・・（め）を見開いて、心を宇宙にひらいてゆこう

【悟り】 人間はいよいよ本当に宇宙的視点にたって地球を想う時代に突入した今こそ心の成長を成す時だと感じる


時間　2009年11月5日 9時　縦詩歌人・宇郷尽
（長野県佐久市、もみの並木にて。）
じ・・・（じ）ゅう字路に座ると聞こえてくるサエズリ
この道は、人と木と小鳥が創り出す朝の香りでいっぱいだ
か・・・（か）わりなくそこにあるいつもの風景
長い時をかけ、人が自然と対話しながら創り出した姿
ん・・・う（ん）万年も美しいまま残すかどうか
いったい誰が決めるのだろう

あまりに美しい並木道、自然の風景は、実は人が創り出している事が多い。

【悟り】 向き合わなければ自然は何も教えてはくれない


逝く人生　2009年10月29日 6時　縦詩歌人・宇郷尽
（河口湖町、ある美容室の庭にてそまりつつある紅葉に見とれて）
ゆ・・・（ゆ）ずれぬ事を積み重ねて、人はその道を歩いてゆく
く・・・（く）苦楽が実りを多くして、魂の色を濃くしてゆく
と・・・（と）おくにあった終わりも、またたく間に近づいてくるように感じる
き・・・（き）っと終わりは始まりで、死ぬ事は生まれる事だと告げる秋のはじまり

【悟り】 大きな生命の流れに終わりは無いのだと、季節の移り変わりが教えてくれている。


びよ〜ん　2009年10月8日14時　縦詩歌人・宇郷尽
（とってもファンキーな毛虫を発見！静かな秋を感じ、生命のつながりを感じました。）
び・・・（び）ん感な角をくるくるさせて　うろうろうろうろ　の〜びのび
よ・・・（よ）こ見て、上見て、下を見て、どこにおいしい葉っぱがあるの？
ん・・・う（ん）うん、素敵なレストラン


愛すべきもの　−あいすべきもの−　2009年8月24日17時　縦詩歌人・宇郷尽
（ちろりん村の庭に、雨で落ちた花びらを見つけ、美しさにみとれて、愛する人達に想いをはせる。）
あ・・・（あ）つさをはらう大粒の雨よ
い・・・（い）つの間に朱の敷物を広げたり
す・・・（す）ずしい夏の終わりのささやかな贈り物が心潤す
べ・・・（べ）に色に想う愛すべきもの
き・・・（き）ょう一日幸多かれと
も・・・（も）うすぐ季節の変わり目と知り
の・・・（の）に咲く時を大切に願う


会員さんの作品
ゆうやけ　2009年6月16日
（自宅近くの交差点にて。夕立後、美しい夕焼けを見て。）

ゆ・・・（ゆ）う立がおさまり家をでた。曇天の切れ間の夕焼け。奇麗なので思わず夕焼け側にハンドルを切る。いつもは　青空の似合う交差点。
う・・・（う）まれて来て死ぬまで幾つの奇麗な夕焼けを覚えていられるのだろう。
や・・・（や）さしく強く輝く夕焼け雲の中に祈る。
け・・・（け）がれの無いここ路（心）でいつまでもいられますように。そして、この思いが育っていきますように。


愛しい生命　−いとしいいのち−　2009年5月29日夕暮れ
（敷島総合会館駐車場、車上にて瞑想、夕焼けの空を見上げて）
い・・・（い）ま在る事の奇跡を喜ぼう
と・・・（と）もと語り、愛する人と生きるしあわせよ
し・・・（し）ぜんと云う生命の営みに想いをよせると
い・・・（い）くえにも重なり連なる力強さを感じる
い・・・（い）く久しい未来に向かって
の・・・（の）こしてゆけるのは熱い想いか
ち・・・（ち）きゅうがいつまでも生命のたまごでありますように


ティアラ　2009年4月4日　
（武田通り、幹から直接咲いてる桜を見て）
て・・・（て）ん空に映える王冠、周りの拍手が聞こえてきます
い・・・（い）つもの道も、今だけはレッドカーペット
あ・・・（あ）さの輝きを受け止めて、ひとひらひとひらキラキラしてる
ら・・・（ら）い鳴の光さえ、春のステージを演出している脇役です


天運養生術・初級資格者　O.R.さんの作品
梅の花　2009年2月15日　 （名古屋市熱田神宮にて）


う・・（う）めの花が満開で、喜び勇んでシャッターを切る
め・・（め）ぐり会った満開の梅に、一人旅の淋しさも薄らいだ
の・・（の）にも次第に春が近づいて来ている
は・・（は）なれた雪国に嫁いだ友に、この春を届けたくて
な・・（な）ごやより写メールを送る
天運養生術・初級資格者　N.K.さんの作品
ゆきとにじ　2009年2月20日　 （中村諏訪神社運氣採りにて）

ゆ・・（ゆ）きが降った午後、車で神社へ向かう途中
き・・（き）にかかっていた事を考えながら運転していた、角を曲がり少し急な坂を下ると
と・・（と）つぜん虹が真正面に飛び込んできた、端から端までしっかり魅せてくれている
に・・（に）え切らない思いを　虹の色が一瞬にして吸い込んでくれた、『大丈夫だよ』と、ありがとう
じ・・（し）ぜんと共に生きている、そんな事を実感した幸せな瞬間でした
梅の香　2009年2月19日
（山梨県立美術館の庭にて）
う・・・（う）す寒い庭にほのかな暖かさ
め・・・（め）にする先に、春をまといし立ち姿
の・・・（の）道に香る艶やかさ
か・・・（か）かる早春うれしさつのる
不思議　2009年1月26日
（須玉郷土の森にてチェーンソーで切り倒した切り株の模様を見て思う）
ふ・・・（ふ）思議な模様が現れた、木の年輪に顕れた
し・・・（し）然が魅せる幾何学模様、切らなければ会うこともなかったろうに
ぎ・・・（ぎ）んが系の煌めきのような、鋭く広がる枝の落ちあと、まるで宇宙からのメッセージのようだ
天運養生術・初級資格者　A.K.さんの作品
まんげつ　2008年12月12日 17:40 （ピアノでセレナーデを弾いてるとき、窓から見えた月をみて）
ま・・・（ま）ぁるい心を　もちたいな
ん・・・う（ん）のいいひと　わるいひと
げ・・・（げ）んきなあしたが　くるように
つ・・・（つ）きよにひびけ　セレナーデ
冬至　2008年12月12日
（昭和町の公園で、車の屋根から月をながめて！）
と・・・（と）おいはずの月が飴玉のように見えている、冬の澄んだ夕暮れが心の内に染み込みます
う・・・（う）さぎの杵つきを覗こうと静かに眺める屋根の上
じ・・・（じ）〜んと寒さがしみてきた
予兆　2008年10月16日
（市立病院の庭に、紅葉し始めたもみじを眺めて想う未来へ！ ）
よ・・・（よ）あけが静かに来るように、夜のとばりが落ちるように
ち・・・（ち）ょうの羽音が聞こえぬほどに
よ・・・（よ）の季節がわりはおとずれる
う・・・（う）みより深い観察力と空より高い清らかな想いを持つのだ
天に向かって　2008年9月18日
（見舞いの花籠を眺め、なぜ植物が光を求め上に伸びるのかを考えながら。 ）
てん・・・（てん）空という明日に力強く芽を出す子供達よ
に・・・（に）くむ事は早く忘れて涙を拭こう
む・・・（む）ぼうな暴力や支配でも心を砕く事は誰にもできないから
か・・・（か）みさまが魂の親だとするなら、生きている、それだけで光輝く存在だから
つ・・・（つ）よくなくてもいいさ、ただ毎日笑ってくれたら、顔を上げて笑顔をひとつ神様にプレゼントしてあげよう
て・・・（て）つをも溶かす真の愛がいつもあなたに降り注ぐ
調和　2008年8月9日
（山中湖きららにてー人間の造形物と自然の現す美しさに感動して。）
ち・・・（ち）きゅうに生まれし生命のはたらき
よ・・・（よ）るが来て又朝が来る
う・・・（う）みと山と大地が広がり、そして人がいる
わ・・・（わ）輪そして和、人と自然の織りなす世界
天使・球　2008年6月16日 朝10:00
（オフィス花妃の庭に咲く、可愛い華達を観て思わず感嘆の声をあげました。）
てん・・・（てん）からフワフワやって来る、真っ白き子供のたましいよ
し・・・（し）ってか知らずかお母さん、やっと逢えたと微笑んだ
た・・・（た）んじょうびから誕生日へと、長い旅路の始まりです
ま・・・（ま）よいながらも人の子は、神の子供を目指してる
神話　2008年6月13日 18:00
（山梨県立文化ホールの庭で根元の幹から20本にも分かれた巨木の真ん中に入り、しばし瞑想す。）
しん・・・（しん）大木に包まれる心地よさ、すぐ横を気づかぬ人が通り過ぎる。こんな街の中にさえ巨木の生命が息づいている。
わ・・・（わ）かれる幹は八又のオロチか、いまも神話の内に在り。人の目指すは神の子か
人の手　2008年6月13日 16:00
（オフィス花妃の花を観て、自然の物に人が関わる事はとても素敵で美しい事だと感じて！）
ひ・・・（ひ）とは自然と仲良くできる
と・・・（と）くべつなことをしなくても少し心を向けるだけでいい
の・・・（の）の花も木も草もみんなきらきらかあやいているから
て・・・（て）を添えて君の近くに来て貰おう、人と自然は友達だ
初ざくら　2008年3月26日
（山梨県甲府市）
は・・・（は）るのうららかさを飛び越えて、暑いほどのこの陽気
つ・・・（つ）いこの前までは凍った枝に、満開桜の華の宴
ざ・・・（ざ）わめき、いろめく人々に、応えるように咲き誇る
く・・・（く）ろうの先に開くからこそ、何よりそれは美しい
ら・・・（ら）いめいとどろく春先の、楽しき小道の物語り
綿菓子　2008年2月9日 朝
（山梨県甲府市・雪におおわれた甲府駅前）
わ・・・（ワ）インの町、宝石の町
た・・・（た）のしい町、甲府
が・・・（が）いとうに照らされた雪
し・・・（シ）ルクのようになめらかな雪に光る街路樹の美しい事よ
雪　2008年2月3日
（甲府市・アピオの池に降る雪を見つめて）
ゆ・・・（ゆ）めの様に消えてなくなり透明な池の水に吸い込まれてゆく旅人、何ごとも無いかの様に泳ぐ鯉
き・・・（き）のうとはもう違う世界なのにただ見えないとゆうだけで・・周りはもう真っ白になりかけているとゆうのに
茅が岳　2008年1月10日
（故郷、山梨県韮崎の山を眺めて思う）
か・・・（か）すむ空の向こうに、優しく優雅に立つ姿
や・・・（や）が覆う、その僅かな一時を楽しまん
が・・・（が）くぶちの中の山よりも確かな重さをそこに感じる
た・・・（た）おやかなな時間は過ぎるとも、ふるさとの峰に変わりなしや
け・・・（け）うなる時をこれからも此処にありなん
初春　2008年1月8日 朝
（山梨県甲府市湯村・ちろりん村のナンテンを見ながら）
は・・・（は）るの予感を感じる暖かな日差しを浴びて
つ・・・（つ）つましく生きる力を与えてくれる
は・・・（は）なやかな事は無くとも難を逃れて往けば良い
る・・・（る）ート沿いの紅い実が明るく元気に語りかけてくる
木の葉のロンド　2007年12月7日 AM11:00
（山梨県三富の山県館、信玄岩風呂より秋の山を眺めながら）
こ・・・（こ）の葉キラキラ秋の風
の・・・（の）ろりユラユラ宙に舞う
は・・・（は）ッパのダンスは美しく、死にゆく先は次代のこやし
の・・・（の）びる枝は天へと向かい
ろ・・・（ろ）ーソクの炎のように揺れている
ん・・・（ん）
ど・・・（と）もにめぐりゆく生命かな
天使の翼（てんしのはね）　2007年11月24日
（山梨市万力公園ネイチャーゲームリーダー養成講座）
てん・・（てん）からヒラヒラ落ちてきたのか
し・・・（し）あせな気持ちを呼び起こす小さな羽
の・・・（の）はらの宝石箱に、そっとしまってありました
は・・・（は）こばれる季節は秋から冬へと続く道
ね・・・（ネ）イチャーソールを刺激する
やっと秋　　2007年11月8日（チロリン村の庭にて、落ち葉をめでながら）
や・・・（や）りすごしたはずの夏の暑さがまだまだ続く日々
つ・・・（つ）ながる季節感はどこ吹く風の唐突な変化を見せて
と・・・（と）ロトロ和む秋の陽射しを捉える余裕も無い
あ・・・（あ）せる程強大な敵を前にして私達は１つになって行けるのか
き・・・（き）ょう観ているこの自然の優しさを永遠に感じていたい
青日暮れ　　2007年10月29日（姫路・福塩町の田んぼの土手にて、今井さんと）
あ・・・（あ）きらめかけた人生や苦難ばかりの壁に負け続けても
お・・・（お）前は誰かとたづねる声あり
ひ・・・（ひ）とり夕暮れの野に座れば、全ての自然が暖かく包み込んでくれる
ぐ・・・（ぐ）るり山やタンボに囲まれて、生きる感謝を感じとる
れ・・・（れ）ょうしん（良心）が自然の中に溶け込んで往くようだ
かわせみ　2007年10月2日 （山梨・県立美術館の庭の池にて）
か・・・（か）ろやかなフットワークに鋭い観察眼
わ・・・（ワ）イドに張ったレーダー網
せ・・・（せ）なかのブルーはだてじゃない
み・・・（み）のがすものか昼ごはん、オイラは池のハンターさ
めいげつ　宇郷 尽　2007年9月25日 （山梨・ほったらかしの湯船から）
秋の十五夜、ムーンメディテーションで月と一つになりながら
め・・・（め）ょう麗なな白い雲を、天女の羽衣のように着こなして
い・・・（い）みありげに地球を見つめるこの一夜
げ・・・（げ）んやのススキが涼しげに秋の夜風に揺られてる
つ・・・（つ）きひゆく、過去も未来も歌われる、月の姿の美しさ
よよぎっち　　2007年9月14日（東京・代々木公園）
よ・・・（よ）こぎる風も爽やかな秋の始まり
よ・・・（よ）こにはビルと車のジャングル
ぎ・・・（ぎ）もち良さそうに揺らぐ大木の枝はここが都会であることを忘れさせる
つ・・・（つ）ぎ次と飛び上がるトンボにはこの空と大地があれば良いのだろう
ち・・・（ち）きゅうの大きな変化は、この公園の中にも起こっているのか
夏残し　　2007年9月（山梨・自宅前バッタと語り合いながら）
な・・・（な）く虫を横目にして、まだまだ暑さは続くとばかり
つ・・・（つ）る葉の上の王子さま
の・・・（の）うりょうかいへと急ぎあし
こ・・・（こ）れからこれからと言ってはみたが、おや？変だ
し・・・（し）きの境はどこいった
夏の夕日　　　　2007年8月（山梨・清里）
な・・・（な）がれ往く雲に茜色が重なって様々に姿を変える
つ・・・（つ）きを追うかの如く夢を求めるかのように
の・・・（の）の草も木もうだる暑さに負ける事なく風にそよぐ
ゆ・・・（ゆ）っくりゆっくりと穏やかに留まりたい程の時間
う・・・（う）つくしい薔薇と母が子を撫でる優しい手
ひ・・・（ひ）ろがる高原の緑に満たされてゆく愛の波動
七夕　　　　2007年7月6日（山梨）
た・・・（た）くさんの願い
な・・・（な）み打つ波動が祈りとなりて
ば・・・（ハ）ーモニーを産み出さん
た・・・（た）すけ合う魂の声がガイアに響く


紫陽花　　　　2007年6月28日（山梨）
あ・・・（あ）めも無いのに花盛り
じ・・・（じ）まんの色を浮きたたす
さ・・・（さ）そいに載って蝉が鳴き始めた
い・・・（い）つもより早い夏の訪れが頬を撫でる


春声　　　　　2007年3月30日（山梨・日吉神社）
は・・・（は）なやかな夕日に輝く桃色や
る・・・（る）ろうにさすらう人生をなだめん
こ・・・（こ）ロコロ、チーチー、春の声
え・・・（え）いえんの空き透き通る


地球　　　　　2006年10月15日 5:40a.m.
（甲府・ネイチャーゲームの日）
ち・・・（ち）ちきゅうは動いている　地球は生きている
き・・・（き）みたちを守って　平和である事を願って
ゆ・・・（ゆ）うきを出して　声をあげよう　このままではいけないのだと
う・・・（う）ちゅうのなかの地球　安らかなる命の母体として
日の出を待ちながら雲の流れを眺めていたところ、 自分の方が動いている錯覚にとらわれて地球の大きな動きを感じた。

ひっそりと　　　　　2006年10月15日 6:10a.m.
（甲府・ネイチャーゲームの日）
ひ・・・（ひ）かり輝く朝の雲　その華やかな舞台裏
つ・・・（つ）くろうでもなく　着飾るでもなく
そ・・・（そ）こに在る　ただその事を誇らしげに
り・・・（り）ゆうなど問われる事も無い
と・・・（と）にかく生きるは　うつくしい
朝日を浴びながらグランドを散歩していると 脇の方に薄紫色の朝顔がいくつも咲いていてとても清々しく感じました。

高原の風　　　　　2006年10月15日 9:30a.m.
（清里高原・ネイチャーゲームの日）
こ・・・（こ）ゆる秋の収穫祭
う・・・（う）き足だった人の群れ
げ・・・（げ）んきにはしゃぐ犬っころ
ん・・・（ん）〜おいしい空気
の・・・（の）はらにすわって青空を見上げる
か・・・（か）ろやかに頬をなでる風
ぜ・・・（ぜ）いたくなひとときを楽しむ
ポールラッシュ祭りに来て、高原の草に座ると 風がとても心地よく吹いて来ました。

仲間たち　　　　　2006年10月15日 11:30a.m.
（清里高原・ネイチャーゲームの日）
な・・・（な）ん千年も共に生きてきた
か・・・（か）ぜの夜も　熱い昼も
ま・・・（ま）るい世界のどこまでも
た・・・（た）よるべき友　とこしえに
ち・・・（ち）じょうは生命に溢れてる
お祭りにはたくさんの犬が集まってきます。まさに人と犬は 大昔からの友達なんだと、感じました。

浮き富士　　　　　2006年10月15日 14:00a.m.
（清里高原・ネイチャーゲームの日）
う・・・（う）みのように広がる高原の雲
き・・・（き）のざわめきが波のように煌く
ふ・・・（ふ）じすら幻の島のように漂う
じ・・・（じ）くうの壁をも越えてしまいそうだ
遥か遠い彼方に富士山が見える。

夕闇　　　　　2006年10月15日 17:20a.m.
（清里高原・ネイチャーゲームの日）
ゆ・・・（ゆ）るやかな山並み　薄紫の帯に海老色が重なる
う・・・（う）えの方から順番に迫る夜の闇　秋の気配が漂い始める
や・・・（や）るせない寂しさと　静かなこころを抱きしめる
み・・・（み）ぢかな温もりに愛を感じながら　冬の訪れを待とう
中央道・甲府南インター近くの橋を渡りながら南アルプスを眺めると、 山の稜線がとてもきれいでした。

再生　　　　　2005年9月（東京都駒沢・緑水公園）
さ・・・（さ）さやき合う木々の木漏れ日の中で
い・・・（い）つもの朝が明けてゆく
せ・・・（せ）かいの緑が失われつつある今
い・・・（い）のちの力がよみがえる


秋色（あきいろ）　　　　　2005年秋
あ・・・（あ）ぁ、おれんじ色が降ってきた
き・・・（き）の枝の先が思わぬ色に染まっている
い・・・（い）つつに分かれた花びらが落下傘のように広がっていく
ろ・・・（ろ）うそくの明るい炎が回旋（ロンド）する


せつない　　　　　 2005年秋
せ・・・（せ）みの夏も終わりを告げ、静かな秋がやってくる
つ・・・（つ）つみこむ闇の安心感
な・・・（な）かまを呼んでルルルルル
い・・・（い）く夜もこえる虫の声


若葉燃ゆ　　　　　2004年6月（武田神社・鎮守の杜）
わ・・・（わ）かい葉っぱが集まって
か・・・（か）わの流れを押さえ込む
ば・・・（は）かない生命も集まれば
も・・・（も）くろむ願いは大きいぞ
ゆ・・・（ゆ）らりゆらゆら谷底の宴


天に向かう　　　　　2004年6月（武田神社・鎮守の杜）
て・・・（て）このからむへんてこな枝
ん・・・（ん）ー、これは見事に真っ直ぐだ
に・・・（に）るものなしの美しさ
む・・・（む）かうは天のそら高く
か・・・（か）みの懐、森深く
う・・・（う）みのような母の杜


猿の腰掛け　　　　　2004年6月（武田神社・鎮守の杜）
さ・・・（さ）らさらつやつや
る・・・（る）り色の輝き
の・・・（の）べの上なる
こ・・・（こ）こに在る
し・・・（し）ろい切り株
か・・・（か）げの内（なか）
け・・・（け）っこう目立つ森の中


山おやじ　　　　　2004年6月（武田神社・鎮守の杜）
や・・・（や）まのあちこち顔を出す
ま・・・（ま）るでひょっとこおかめだよ
お・・・（お）おきな笑顔や渋い顔
や・・・（や）っぱり楽しい森の顔
じ・・・（じ）っと見てたら負けちゃった




養生庵・ICL
〒400-0043 甲州市塩山下於曽1114
SDGSコミュニティ　1F 美容室ICL・2F 風水コンサルティング養生庵
TEL 0553-32-5558／070-5568-4960

 　
© 2005-2007, Yojoan.
icl.youjyouam@gmail.com