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【心の杖言葉】 
よろこびは ひゃくぶんのいちの しんいっぽ − 虚仮子 −
禅語の「百尺竿頭に一歩を進む」はよく知られていますね。 虚仮子さんのこの句は、この禅語ほど大業ではないんですね。 毎朝起きて、今日はあれをしよう、懸案の事項を片付けよう、 などど意気込んで一日を始めることがありますが、その日終わってみれば、 百分の一も、さて、できたかどうか・・・。 よくあることですね。でも仮に百分の一であっても、始めることができた、と。 スタートを切ることができたと。それが「生きること」の喜びでもあると。 そういう句だと思います。進一歩であり新一歩でもあります。 令和弐年の始まりが、皆様にとりまして進一歩、新一歩になることを お祈り申し上げます。（令和2年1月） |
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