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【心の杖言葉】
而今の山水は古佛の道現成なり
朕兆未萌の自己なるがゆゑに現成の透脱なり
シキンノサンスイハコブツノドウゲンジョウナリ
チンチョウミボウノジコナルガユエニゲンジョウノ トウトツナリ
− 山水経 −
春の終わりから初夏にかけての入梅前、気持ちの良い空気のなか、野山を散策すると自然が私たちに語り掛けてくるようです。
「道」には言う、語る謂いがあり、「古佛の」の「の」を連体格でなく主格と捉えるとイニシエノホトケタチが語り掛けてくる意味にとれます。
朕兆未萌の自己は、「私」の萌芽が兆す以前の自己、禅の伝統的言葉では父母未生以前の自己、本来の面目、自己の正体・・・等々。
谷川のせせらぎの音の中に、また人知れず咲いている花の中に見る自己です。
現成の透脱は、「朕兆未萌の自己」に気づいた「私」が
コスミッシュな世界へと脱け出ていくことです。
cf. よく見ればなずな花咲く垣根かな (芭蕉)
「山水経」のこの言葉を味わいながら散策したいものです。
(令和3年5月)
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