Low Head Hydro Power

3.11の福島原発の事故を受けて、再生可能エネルギーに注目が集まっています。原子力発電や化石燃料にたよらない安全でクリーンなエネルギーの必要性が再認識されたところです。

小水力発電の研究

自然に循環している水のエネルギーを電力に変えて活用しています。

box 小型水車発電
 用水路で発電できる水車です。蒸発し雨となって山に降り、川を流れ海へ帰る自然の中の大いなる循環のエネルギーを有効利用します。

<関連リンク>
全国小水力利用推進協議会(http://j-water.org/)

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私たちの活動

甲府市温対協 小水力発電所カワセミ1号 2014年8月17日
全国小水力発電サミット参加 2013年2月16日

甲府市温対協 小水力発電所カワセミ1号 2014年8月17日
(場所: 甲府市堀之内町961番地・堀之内町公民館東側の農業用水路 )

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堀之内自治会館の電力をまかなうことができます。

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小水力発電の非常用コンセントから扇風機をまわしてみました。

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box  甲府市内で第1号となる市民小水力発電所が堀之内町に完成。 名称を「カワセミ1号」と名付け、完成に伴い竣工式を、甲府市温対協および堀之内自治会等の皆さまの参加のもと平成26年8月17日に行った。 設置された水車型小水力発電は、最大出力は0.6kWであるが、太陽が出ているときにしか稼働しない太陽光発電システムと違って、24時間稼働し発電できるので、効率的には太陽光の3〜4倍のエネルギーをおこすことができる。 また、この水車の特徴は、河川に流れてくるゴミを一時的に溜め、定期的に水車が自動で上がりそのゴミを流すことで、ゴミによるトラブルを防ぐことができる。 さらに、増水時にはフロートが水位を感知し、自動で本体の負荷を無くし水に浮くようになり河川の氾濫から回避することもできる。 (これらは、特許の部分でもある。)

 今後、この小水力発電の設置が、エネルギーの地産地消や環境啓発を含めた自然エネルギーの活用のモデルケースとして、おおいに利用されることを願っている。

設置の経過:
 平成24年度より、甲府市内の河川・水路において、小水力発電の設置条件である水量や流れの高低差などから候補地を選定し、設置に向けた可能性調査を行った結果、年度内に49候補地から10候補地に絞り込んだ。 また、平成25年度には、環境啓発の場や電気の活用先などを考慮した上で設置場所を最終的に堀之内町地内として決定し、住民の説明や諸手続き等を開始した。 なお、本体の設置工事に当たっては、平成26年3月に着手し、平成26年8月14日に説明看板を設置し完成に至った。

場所:
甲府市堀之内町961番地(堀之内町公民館東側の農業用水路)


設置機器:
「開放型振子式下掛け水車」による小水力発電設備
 最大出力 0.6kW
 サイズ 全長3.6m 高さ4.0m  水車部(羽幅0.9m 直径1.7m)
 羽数  24枚

竣工式:
〈参加者〉甲府市地球温暖化対策地域協議会会員、堀之内自治会の皆さま、大津町農事組合の皆さまなど
〈来賓〉
 山梨県エネルギー局エネルギー政策課 課長 井出 仁
 甲府市環境部 部長 宮川 通佳
 甲府市環境部環境総室 室長 窪田 淳
 堀之内自治会 会長 伊藤 重雄

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全国小水力発電サミット参加 2013年2月16日 
(参加者:秋山会長・梅沢課長・石井・清水・橋元・岸  場所:岐阜県中津川)

box ・岐阜県中津川で開催された小水力発電サミットに参加。たくさんの人が各地から参加し、会場は参加者で満員状態であった。
・小水力発電の現状についての講演やパネルディスカッションを聞いたり、小水力発電機器の各メーカーの展示を見る。
・発電機器は上は500万円〜1,000万円、下は数万円のものもあった。
・現地で実際に夜間のLED照明として使われているものを見学した。
・らせん式5Wの発電能力、単純な設計で安価なので、普及啓発用として使えそう。
・価格は1機85,000円


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